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カテゴリ:People In The Box

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People In The Box [2010/3/20]

ピープルのライブに行ってきた。
場所は渋谷AX。
"Sky Mouth Release Tour"の最終日。

渋谷AXは1500人クラスのライブバウス。
ワンマンでこのハコっていうのは、去年の横浜のライブで
聞いていて、そのときは一体どんなライブになるんだろう、
人は集まるのだろうか、といらぬ心配をしていたのだけど、
それはほんっとに、いらぬ心配だった。
会場は人でビッシリ。
ライブは今日この場で演奏するに相応しい、堂々とした、
かつ平常心で安定した、素晴らしいアクトだった。
ピープルの曲は、激しい部分もあるけど、ノリにくい部分もある。
その曲の作り出す空気に身を委ねていると身体が勝手に動くことも
あるし、直立不動になることもある。そういう個々の受け止め方を
おそらく会場のみんなもしていて、波多野くんがMCでそのことについて
「それぞれの価値観で楽しんでくれてる」と表現してくれて、それが
メンバーにも伝わっていて、とても嬉しかった。

ライブ。
すべてにおいて素晴らしかったとしか言いようのないライブだった。
全体的にとても上手く演出されてたと思う。
ステージの真ん中よりに3人が立ち、3人の距離感は普段のライブと
同じくらいにコンパクトな印象。
ライトの演出は、控えめながら、ピープルの曲を良く掴んだ効果的な
働き。
音は、特にピープルの曲が良く伝わるように作られてた。
ドラムが足元を固め、ベースはステージ背面全面から出るように響き、
ギターとボーカルは天井から降り注ぐような。
鳴くようなギター音と、時にささやくような、時に搾り出すような
波多野くんの透明な声が頭の上から降ってくる。
セットリストは、『Sky Mouth』と『Ghost Apple』の曲を効果的に
並べた内容で、作品としての雰囲気は若干違う初期の曲も上手く
混ぜ込んであった。
本編は、MCで区切られた3ブロック構成で、全体で1作品のように
まとまってた。終盤ブロックは、文字通り怒涛の終盤という感じで、
曲間も切らずに一気に攻め込む流れ。「金曜日」に「一度だけ」が
挟まれた特別バージョンだったりして、この終盤の雰囲気はワンマン
ならではのものだったと思う。全員が最後に向かって全力を出し切る。
アンコール1回目は、「冷血と作法」が「失業クイーン」とペアになり、
意外とポップな印象。狂ポップ。
アンコール2回目は、まず新曲。しっとりしたさざなみのような、
静かに慰められそうな曲。
そして、ここにきて「完璧な庭」。
そして、ほんとのラストは「ヨーロッパ」。
これはもう、ほんとにほんとにすごかった。
ねっとりした出だしから、転換して研ぎ澄まされた空気が出来上がって、
そのあとは、全部の空気がぐちゃぐちゃにかき回される。その空気が
耳から流れ込んできて、心の中も、脳も、ぐちゃぐちゃにかき回される。
このあり得ない体験が、中毒になるのかも。

残るのは、感動と満足感。
言うことなし。

場内のファンのことを「ヘンな人たち」と称してみつつ、
「ピープルは君たちを裏切らない」と言う。

ピープル。

<セットリスト>
0. ポエトリーティング
1. 生物学
2. 天使の胃袋
3. 水曜日
4. 見えない警察のための
5. 月曜日
6. 火曜日
7. 6月の空を照らす
8. 犬猫芝居
9. 木曜日
10. She Hates December
~MC~ 「究極の癒し by 福井健太」
11. ブリキの夜明け
12. 土曜日
13. サイレン
~MC~ 「Ghost Apple ヒーハー」
14. はじまりの国
15. 金曜日~一度だけ~
16. ペーパートリップ
17. 日曜日
(EC1)
18. 失業クイーン
19. 冷血と作法
(EC2)
20. 新曲
21. 完璧な庭
22. ヨーロッパ
by gogrico | 2010-03-21 11:30 | People In The Box

People In The Box [2009/11/27]

ピープルのライブに行ってきた。
場所は横浜club Lizard。
この日は"Ghost Apple Release Tour"の中盤手前くらい。

club Lizardは、初めて行ったけど、写真で見るより
広い印象。ただ、縦に長くステージが低いので、後ろに
いるとステージはほとんど見えない。
いろんな意味で一般的なライブハウスという感じだった。

ピープルは、先日のインストアに比べたら、すごく進化した
世界観ができあがっていて、音源とライブの良さをコントロール
できている印象だった。

あの難しい世界を創造し、実演してみせるこのバンドは、
ある種の脅威であり、救世主でもある。

<セットリスト>
1. 月曜日
2. 水曜日
3. 火曜日
4. 木曜日
5. 金曜日
6. はじまりの国
7. 土曜日
8. 犬猫芝居
9. レントゲン
10. 完璧な庭
11. ペーパートリップ
12. 日曜日
(EC)
13. 月曜日喪失
14. She Hates December
by gogrico | 2009-11-27 23:30 | People In The Box

People In The Box [2009/11/7]

ピープルのライブに行ってきた。
場所は渋谷タワレコ。

今日は新譜『Ghost Apple』発売記念のインストアライブ。
14時スタートで白昼のピープル体験。
会場は地下なので、時間とか季節とか、感じないけど。
今日は、セトリがインストア用ど真ん中な内容で大満足。
新譜の曲は、若干まだ馴染みきっていない感じだったのが
気になったけど、、、今日始めてピープルを観た人にはどう
映ったかな。

時間になりいつものSEでメンバー登場。
いきなり入った1曲目は「Alice」だった。
意外。
各パートの音が、ダイレクトに伝わってくる。
硬い音。
着飾ってない音。
生々しい音。
そんな印象。
続く2曲目からは、『Ghost Apple』からの曲を一気に7曲。
通しで聴けるの、貴重な体験になりそう。
この作品の曲たちは、やはり難しいのだろうと思った。
演奏するメンバーからちょっと緊張した雰囲気が伝わってくる。
すごく集中している感じというか。
火曜、水曜、金曜あたりは、アップテンポなこともありライブ映えする。
最後の日曜は今までのライブで演り慣れた感があり、安定していたし
最後ということもあってか、メンバーもリラックスしていたように思った。

ここまで、MCも入れずぶっ通し。
ようやく大吾くんタイムが。
「一週間みたいなやつ」というセリフがウケた。
あとは体重の話。

締めの2曲は、「はじまりの国」と「完璧な庭」。
安定しまくりの締めくくりに、なんだかほっとした気分になった。
アンコールは「失業クイーン」で、曲間ではちょっとした笑いもあり、
ほのぼのしたラストになった。

<セットリスト>
1. Alice
2. 月曜日
3. 火曜日
4. 水曜日
5. 木曜日
6. 金曜日
7. 土曜日
8. 日曜日
9. はじまりの国
10. 完璧な庭
(EC)
11. 失業クイーン
by gogrico | 2009-11-07 23:30 | People In The Box

『Ghost Apple』 People In The Box

『Ghost Apple』

発売になりました。
ピープルの新譜。

コンセプトアルバムっぽいけど、そんなにガチガチじゃなく、
でも筋はあって、おもしろい作品。

精神をかき乱すようなピープル節に反比例する
波多野氏の邪気のないボーカルの対比が ものすごい。
おそらく、邪気のないっていう表現は合ってない。
でも。

歌詞の世界がまた一段と研ぎ澄まされた感じがする。

誰も真似できない世界。

1曲ごとに、生まれて、そして死んでいく気がする。

もしこれから初めてピープルを聴く人には、これでなく
過去作品のどれかを推薦しそうな気がするけど、
わたしはこの作品が一番好きになるかもしれない。


by gogrico | 2009-10-13 23:30 | People In The Box

People In The Box

ニューアルバムの発売が来週に迫ったピープル。

マイスペでその先行試聴ができる。

をぉ。。。

すごい。。
すごいよ。。

あの曲は「日曜日/浴室」だったのね。

待ち遠しい。




by gogrico | 2009-10-05 23:30 | People In The Box

People In The Box [2009/6/25]

ピープルのライブに行ってきた。
場所は下北沢GARDEN。

GARDENは、QUEへ行く途中にあるサンクスの隣のビルの地下。
新しいハコで、横広がりのスペースと低いステージが特徴かも。
とてもキレイだった。

今日はピープル企画のイベント、『空から降ってくる』。
最初からずっと満員で大成功のイベントになったと思う。
ゲストの 小谷美紗子Trio との2バンで、じっくりライブが楽しめた。

ピープルは最近お馴染みのSEで登場し、ポエトリーディングから。
続く1曲目が「サイレン」でちょっと新鮮。
エンジンがかかってきたのは「失業クイーン」くらいからで、その後の
「昏睡クラブ」は迫りくる音の渦に完全に空間が歪められていた。
かっこいい・・。
「月曜日~」と新曲の流れはとても合っていて、この中盤の盛り上がりが
ピープルらしいクセのある曲と迫力のある演奏で今日の見所だったのでは。
ここで山口氏MCが入って、会場を笑顔と失笑で満たし、後半は怒涛の
"やり倒し"。
「はじまりの国」がとても雰囲気が良くて、なおかつラストの各パートの
カオス状態の演奏から「鍵盤のない、」のイントロに流れたところは
ライブならではだし、今日のスペシャルっぽい感じでかっこよかった。
アンコールでは、初めて聴く新曲を披露。
第一印象は、シングルカットされてもいいかな、という感じのポップで
メロの立ったひねくれた曲だった。
ピープルだ、って分かるような独特のフレーズや展開が健在で。
曲を創りつつ、次の作品をどう出そうか検討中的な状況らしいけど
またすごい作品を出してくれることは間違いないと思った。
ラストのラスト、「完璧な庭」も完璧だった。

<セットリスト>
0. ポエトリーティング
1. サイレン
2. 犬猫芝居
3. レントゲン
4. 海抜0m
5. 失業クイーン
6. 昏睡クラブ
7. 泥の中の生活
8. ブリキの夜明け
9. 月曜日喪失
10. 新曲
11. ペーパートリップ
12. はじまりの国
13. She Hates December
14. 鍵盤のない、
(EC)
15. 新曲
16. 完璧な庭


会場で配付されたDM。
ウラには今日披露された詩が記載されてた。
by gogrico | 2009-06-26 00:30 | People In The Box

People In The Box [2009/5/21]

ピープルのライブに行ってきた。
場所は渋谷DUO MUSIC EXCHANGE。

今日は『スペースシャワー列伝~第七十六巻 ~海底3マイルの宴~』
場内は最初からたくさん人が入っていた。
多少「sleepy.ab」ファンが多かったかな、という印象。
客席巻き込んで盛り上がってたのはピープルだったかも。

ピープルはトリで出演。

いつも通りに彼らの持つ曲の不思議な雰囲気を独特の音の世界で
表現していた。
自称、「ヘンタイ」たち。
出演してた他のバンドも自身の世界観が確立されてて、予想以上に
レベルが高かった。
そんなバンドの中で、自分の中で"好き"という感情が芽生えている
ピープルのヘンタイ具合になぜか安心感を感じた。
個人的には、この、何かに似てるとか似てないとかっていうよりも、
真似しようと思っても真似できないオリジナリティが好き。

今日披露された新曲は今年のキラーチューンになりそうなあの曲。
「もういいかい、まだだよ」っていう。
それをふまえ、メディア向けの王道セトリだったと思う。

総じて良いライブだった。

<セットリスト>
1. レントゲン
2. 新曲
3. 泥の中の生活
4. 完璧な庭
5. はじまりの国
6. ペーパートリップ
(EC)
7. バースデイ
by gogrico | 2009-05-22 23:30 | People In The Box

People In The Box [2009/4/27]

ピープルのライブに行ってきた。
場所は渋谷NEST。

スウェーデンのバンドAUDREYとのツアー最終日。
最初のMCで、波多野くんが東京でのライブは久しぶりって言ってたけど、
ほんと久しぶり。
前回見たのは、『Bird Hotel』リリースツアーで、そのときに比べたら
リセットされてるなぁ、という印象を受けた。
セットリストに新曲が目立ったこともそうだし、音源発表につられた
ワンマンの、あの新譜に浸った世界観とは一新したライブになっていたから。
また新しい扉が開いた感じ。
素敵!
そして、今日はたっぷり1時間弱のステージで、満足度かなり高し。
久しぶりにピープルが観れることを楽しみにしてた期待に十分すぎるほど
応えてくれた感動がそこにはあって、貴重なライブになった。

オープニング2曲は新曲。
雰囲気は2曲とも似た印象で、アコースティックで演奏してもそれほど
世界観が変わらずに聞けそうな、やわらかなリズムとメロディーが
気持ち良い曲。
今の季節の気温と風が気持ちよいのと同じような心地良さがある。
ギターをピアノに変えても良さそう。特に2曲目。
やわらかな出だしにピリッとした風を吹き込んだのは次の「レントゲン」。
テンポアップするわけではないのに、緊張感と迫力のある楽器の音色が
ピープルならではの"アメイジング"感を醸し出す。
「犬猫~」で完璧に空気がピープル色に染まってきたと思いきや、
次の新曲が今日の個人的ハイライトかな。
というか、この曲が好き。
イントロから続く心をかき乱されるようなメロディと疾走感に、静と動、
強弱が加わったダイナミックな1曲。
切なさに拍車をかけるような波多野くんの声。生命の宿った歌。
転調しながら、新しいメロディを織り交ぜながら、描かれた世界が
妙に脳裏にやきつく。
そろそろ脳が麻痺してきたかな、というこのタイミングで「泥の~」。
歪んだ楽器の音に麻痺加速。
完璧。
と、ここで山口くんMC。
業務連絡メインながらも、いつもの笑わずにはいられないトークの
リズムと内容で、今日も客席を笑顔にしてくれた。
このあとは、テンポ早めの勢いある曲で一気にラストスパート。
迫りくるようなベースラインと縦ノリを加速させるドラム、
感情を煽り立てるようなギターとボーカル。
そんなパーツで組み立てられた新曲は、ピープルの曲の中でも骨太で
ちょっと新しいタイプの曲だった。
「完璧な庭」「ペーパー~」「~December」と、ライブの締めに
相応しい曲が並んで、締め。

重量感あり。
非常に満足。

今後は大き目のイベントが続きつつ自主企画もあって、
引き続きライブが忙しそう。

楽しみ!

<セットリスト>
1. 新曲
2. 新曲
3. レントゲン
4. 犬猫芝居
5. 新曲
6. 泥の中の生活
7. 新曲
8. 完璧な庭
9. ペーパートリップ
10. She Hates December
by gogrico | 2009-04-27 23:30 | People In The Box

People In The Box [2009/2/14]

ピープルのライブに行ってきた。
場所は渋谷CLUB QUATTRO。

今日は、Bird Hotel リリースツアー最終日、ワンマン。
去年リリースした『Bird Hotel』を携えての5都市5公演の集大成。
今日のライブは、少なくともわたしが観てきたピープルのライブの中でも
ダントツで素晴らしいライブだったと思う。
非の打ちどころがない、そういうライブだった。
自分たちの描く世界観が完璧に表現されてたと思うし、
音源を越える楽曲の魅力がそこにはあった。
光と影があったら、影の部分に留まりそうな
そういう音楽を鳴らしているにも関わらず、
その音は瑞々しく、ストレートに心に響いてくる。
定義された音があったらその隙間を、
定義された言葉があったらその隙間を、
そういう形になっていなかった部分を教えてくれる
そういう音楽を鳴らしているにも関わらず、
その曲は生生しく、ダイレクトに心に響いてくる。
とにかく、とにかく、文句なく立派なステージだった。
音源としてミニアルバムしか出していないことが信じられないくらいに
集客力があり、堂々としたライブができて、恐ろしいバンドだと思う。

今日は、当日券が出たもののチケットはソールドアウトしていただけあって
会場はみっちり人で埋まってた。客層は全体的に若かったかも。
開演時間を少しだけ過ぎたくらいで客電が落ちてメンバーが登場。
まずは、波多野くんのポエトリーディングでスタート。
不思議な世界が声にのって響いてくる。
その声の流れを引き継いで始まったのは、『Bird Hotel』の代表曲「完璧~」。
今回のツアーのオープニングとして外せない曲。演奏は安定していて問題なし。
「ユリイカ」「見えない~」とスプリットに収録された曲が続く。
「見えない~」は、ライブで聴くとサビの部分がめちゃめちゃ迫力ある曲
なのだけど、今日も無機質な弦楽器に突然命が加わったような盛り上がりは
健在で、この曲の魅力でもある緩急が、とてもストレートに伝わってきた。
この後はMCも挟みつつ『Bird Hotel』からの曲が続いた。
いずれも音源以上の魅力が出た演奏になっていたけど、特に強調したいのは
「昏睡クラブ」。もともと、ライブで聴くと恐ろしいくらいに曲の異質さが
生きていて、今日のナンバーワンを争うくらいのかっこよさだった。
心拍数が上がる、せまり来るような迫力。これはライブでしか味わえない。
この曲のときはボーカルにかかるエフェクトが効果を発揮してて、それが
特に良いと思った。
この後は古い曲が続く。
ギターの音色と波多野くんの透きとおった声に 心をわしづかみに
されるような2曲。
この2曲を中盤に入れてきたのはおもしろいと思った。
ここで、山口くんMC。
今日のテーマは"花粉症"かな。
会場を和ませつつ煽りつつ、いつも通り会場が笑顔であふれた。
グッズについては福井くんが言及。
次の曲は「古い曲をやります」で紹介された曲だったけど、元から
予定していたものか分からない。というのは、ベースがトラブってて、
準備までに2分くらいかかるっていうやりとりの後に始まった曲だから。
「一度だけ」。
アドリブかな?
すぐにベースも入ってたから元からだったかもしれないけど。
ちょっと肩の力が抜けるほっとする ひとときだった。
次の「ブリキ~」「サイレン」ともに初期作からの選曲。
音源を完璧に再現しつつ、生音の息づかいで曲の魅力として心を乱す。
「犬猫~」「月曜日~」の、ちょっと影のある曲は、さらに拍車をかけて
その音で心を えぐっていく。
楽器の力をMAXに持っていったのは、この続きの「泥の中~」だった。
曲の途中から狂ったように鳴り出すギター。
それを支えるベースとドラムも、押され出る衝動を解放して暴れてた。
なのに楽譜上の音符が追えている器用さ。
これには会場のみんなも感銘を受けていて、この曲が終わったあとの
拍手と歓声は、ひとしきり大きかったように思う。
いや、もう、すごい。
ライブ告知メインの山口くんMCを挟んだラストパートは、疾走感あふれる
歌もので一気に駆け抜けた。生楽器の魅力が全開で、スピードも熱気も
十分すぎるパフォーマンスだった。
で、とどめが「ヨーロッパ」。
これが、、、ライブで聴いたらすごい。
まったりした始まりの曲でありながら、曲途中で構成を大幅に変えつつ
テンションも曲の行方もどんどん変化していく様子は、『Bird Hotel』の
象徴というか特徴というか、ピープルのそれというか、見事に独自の
世界が創造されていて、正直、驚いた。
この曲で締める構成は本当に素晴らしいと思った。
どこかの国に連れて行かれたようなトリップ感。
オープニングで連れて行かれた異次元の世界へ再び連れて行かれるような。
ピープルの曲は、1曲1曲がドラマチックで映画のような感覚がするのだけど、
この Bird Hotel リリースツアーとして組まれた今日のセットリストは
それ全体を通してがひとつの映画のような作品になっていたと思う。
アンコール前に波多野くんが、「言葉にならない」って言ってたその感覚は
会場みんなも感じていたのでは。

アンコールは2回。
1回目は、新曲と「Alice」。
新曲は『Bird Hotel』の雰囲気を引き継いだ印象。
ポップな1本の主旋律を各パートが変調しながら支える構成で、覚えるのが
難しそうな曲だった。
「Alice」は、実はかなり中毒になっている曲で、つまり好きな曲なので、
ここで演奏してくれてとても嬉しかった。
2回目のアンコールは「鍵盤~」。
言うことなしの安定感で、魅了。

終わってみて心と記憶に残ったこの感動は、言葉にならない。
素晴らし過ぎる。

今回のワンマンでは、ツアーの目的通りに『Bird Hotel』の凄さを見せつけ
られたなぁ、と思う。
この作品は本当にすごい曲ばかり。
それに加えて、演奏されない過去の名曲ももちろんあって、そういう部分でも
ピープルがどんどん前に進んでいることの証を感じたライブだった。

<セットリスト>
0. ポエトリーティング
1. 完璧な庭
2. ユリイカ
3. 見えない警察のための
4. レントゲン
5. 海抜0m
6. 昏睡クラブ
7. 6月の空を照らす
8. She Hates December
9. 一度だけ
10. ブリキの夜明け
11. サイレン
12. 犬猫芝居
13. 月曜日喪失
14. 泥の中の生活
15. 水面上のアリア
16. はじまりの国
17. ペーパートリップ
18. ヨーロッパ
(EC1)
19. 新曲
20. Alice
(EC2)
21. 鍵盤のない、


写真は、今回のツアーで販売していたストラップ。
キーホルダーと一緒に。

by gogrico | 2009-02-15 00:25 | People In The Box

People In The Box [2008/12/26]

ピープルのライブに行ってきた。
場所は渋谷タワレコB1のSTAGE ONE。
今日は セカンドミニアルバム『Bird Hotel』発売にあやかっての
インストアワンマン。

やっぱ、ライブだ。
ライブに行かないと。

今日は正式に『Bird Hotel』の世界が堪能できたことと、波多野くんが
今までになく髪を短く切っていて、思いのほか それがインパクト大
だったことが思い出深い。

『Bird Hotel』が発売になってから、バカみたいにそればっか聴いてる。
音源が手元になくて、ライブでしか曲と出会えなかった頃と今は、
曲の聞こえ方が違う。
音源を聴き込むうちに、自分で曲のイメージを作ってしまうからかも。
どっちが良いということはない。
ライブは、その勝手な幻想を現実に引き戻す場であり、ダイレクトに
その音を受け止める場所。
失いたくない場所だと思う。

本編。
今日の客席は、女の子の方が多かったけど男の子も目立つくらいのバランス。
選曲の基本ラインは、最近のライブでお馴染みの曲たち。
今日は演奏を1曲毎に切っていて、勢いで間髪入れずに流していくような
場面はなかった。そのためか、落ち着いた感じだった。
出だしは多少固い気がしたけど、「レントゲン」くらいからほぐれてきて
艶やかな演奏になっていたと思う。
今日、特筆したいのは「昏睡クラブ」。
これが・・、これが・・、
腰が抜けるくらいに かっこよかった。
曲が持っているダークな雰囲気が全開で、鳴ってる音の迫力、
転調していくリズムが頭も心も乱すような感覚。
曲から受ける影響があまりに強くて。
ビックリした。
それでいて、最後は寝かしつけるような穏やかさを伴って終わる、という。
恐ろしい楽曲。
福井くんのコーラスもかなり良かった。
「失業クイーン」を筆頭にした旧作からの曲は、かなりの安定感で、
疾走感や高揚感がストレートに表現されていて素晴らしかった。
アンコールは「バースデイ」。
渋い。

MCは、波多野くんの"タワレコのHMV化とその回帰"の話(個人的解釈)と
山口くんからの業務連絡。
ピープルは、1月にJ-WAVE主催のイベントに出演するそう。
さっき、そのラインナップを調べて鼻血出そうになった。
イベントのサイトはこちら

来年、ピープルはその存在感を確固たるものにして、
出るべきところに出て行くと思う。
断然、支持。

<セットリスト>
1. 完璧な庭
2. 見えない警察のための
3. レントゲン
4. 海抜0m
5.月曜日喪失
6. 昏睡クラブ
7. 失業クイーン
8. ユリイカ
9. She Hates December
10. ペーパートリップ
(EC)
11. バースデイ
by gogrico | 2008-12-27 01:12 | People In The Box
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